【中編】カードローンの支払いの基本はリボ払い!
定率と定額の違いって?

カードローン会社の利益は利息が多いほど増えます。毎月の返済をリボ払い(リボルビング払い)に設定することで、返済期間が長期化し、返済総額(借入総額+利息)が多くなります。リボルビング方式の支払いについてまとめました。
カードローンの返済はリボ払い
前編では「元利均等(元利定額)方式」と「元金均等(元金定額)方式」の違いについて学びました。毎月の返済額を一定にすると返済は安定しますが、期間が長引くほど総返済額が増えます。元金を定額にすると序盤の返済は利息が多くて大変ですが、短期間で返済が終わります。
2018年11月現在、カードローンの返済は基本的にリボ払い(リボルビング払い)に設定されています。リボ払いの場合も「元利定額」と「元金定額」があります。さらに「元利定率」「元金定率 という方式もあります。
この記事では、ほとんどのカードローン会社が取り入れている、「元利定額リボルビング方式」「元金定額リボルビング方式」「元利定率リボルビング方式」「元金定率リボルビング方式」について解説します。
リボ払い(リボルビング払い)のおさらい
「元利定額」「元金定額」「元利定率」「元金定率」の4種類の支払方法を見ていく前に、リボ払いについておさらいしましょう。
リボ払いとは、借入額がいくらであっても、毎月の支払額を一定にする返済方法です。
一般的にはカード支払いで目にすることが多いと思います。
仮に毎月の支払額を1万円に設定すると、いくら使っても支払日に引き落とされるのは1万円だけです。3万円でも、5万円でも、10万円でも、利用額は問いません。くわしくはこちらの記事(リンク:13 なぜリボルビング払いはダメなの?~)をご覧ください。
リボ払いはカードローン会社と利用者の両方にメリットがあります。カードローン会社は支払期間が長くなるほど利息を増やせます。カードローン利用者は毎月の支払額が一定なので、返済計画が立てやすくなります。
そしてリボ払いの場合も、毎月の元金充当額(支払のうち、元金の返済に充てられる額)の決め方の違いで、利息や支払期間が変わります。
元利定額リボルビング方式
「元利定額リボルビング方式」は、利息込みで毎月の支払を定額とする支払方法です。毎月の支払から利息の返済に充てる額を定額とし、余った分が元金の返済に充てられます。
月々の支払額(と支払額における利息返済額)が一定なので、返済計画が立てやすいです。しかし、利息の返済が優先されるので元金がなかなか減りません。
「元利均等(定額)方式」は借入額が増えると毎月の支払額も増えますが、「元利定額リボルビング方式」は借入額が増えても毎月の支払額が設定額以上になることはありません。
そのため借入額が増えすぎると、毎月の返済額より利息額の方が多くなり、返済が追い付かなくなる危険性もあります。
計画的に返済したい方や、ときどき追加返済をする予定の方におすすめです。
元金定額リボルビング方式
「元金定額リボルビング方式」は、毎月の元金充当額を定額とする支払方法です。毎月の支払額は「元金充当額+借入残高に応じた利息」となります。よって、支払額は月ごとに変わります。
元金充当額が定額なので、借入額が多い場合、初期の支払がキツくなります。かわりに元金が毎月一定額ずつ減るのに合わせて利息も減っていき、最終的な総支払額を少なく抑えられます。「元金均等(定額)方式」とほぼ同じです。
最初の借入額が少なめの方や、1回のリボ払い額を多く設定できる方に向いている支払方法です。
ここまでで紹介した2つのリボ払い方式は「定額」でした。次に紹介するのは「定率」のリボ払い方式です。金額ではなく返済割合を固定します。
元利定率リボルビング方式
「元利定率リボルビング方式」は、利息を含めた借入額に、一定の返済割合をかけた額を毎月返済していく支払い方式です。
毎月の返済割合を10%とすると、毎月の返済額は「返済残高×10%」になります。
元金定率リボルビング方式
「元金定率リボルビング方式」は、利息を含めない借入額に対する一定の割合と利息分を毎月返済していく支払い方式です。
毎月の返済割合を10%として借り入れた場合、1回あたりの返済額は「(元金×10%)+利息」となります。返済割合が低いと1回の返済は楽ですが、元金がなかなか減りません。返済割合が高いと返済がキツくなりますが、早く完済できます。
「定率」方式は、「定額」方式と違って毎月の支払額が大きく変動する可能性があります。一般的に普及している、毎月の支払額が変動しないリボ払いとは別物なので注意が必要です。
結論! 毎月の支払額が一定だからといってキャッシングのし過ぎは厳禁
リボ払いを利用すると、いくら借りても毎月の返済額は一定です。そのため、現在の実際の借入総額や返済残高がわかりづらく、借り過ぎが発生しやすくなります。今すぐまとまった金額が必要で一気に返済できない方にとって、リボ払いタイプの返済方式は強い味方ですが、ご利用の際は自身の返済能力を超えた額にならないように気を付けてくださいね。








