どの貸金業者を選べばいいの?
キャッシング・カードローン選びのポイント6選
日本にはたくさんの貸金業者があります。以前より減ったとはいえ、ゴールデンタイムに貸金業者のTVCMが大量に流れていた時期もあるくらいです。この記事では、キャッシングやカードローンを選ぶ際に気を付けるべきポイントをまとめています。
初めてのキャッシング、どの業者がいいのかわからない…
個人で少額の融資を受けるとき、どの貸金業者を利用すればいいか迷いますよね。キャッシングやカードローンを取り扱っている貸金業者はたくさんあります。
TVCM等で有名な業者もありますが、過払い金問題が噴出したこともあって、必ずしも有名な大手がいいとは言えません。キャッシングやカードローン会社を選ぶときに見るべき6つのポイントについて解説します。
金利
借入れを受けるときに気になるのはやはり金利でしょう。グレーゾーン金利が蔓延していたころは、金利が高すぎて返済額が雪だるま式に膨れ上がり、自己破産に至る人が大勢いました。
とはいえ必ずしも低金利のローンがいいとは限りません。即日審査即日融資を希望するなら、どうしても金利は高くなってしまいます。
金利は日数で計算されます。借入れ日数が1日延びるごとに利子も1日分増えていきます。
もし長期にわたって借りたい場合や、返済をゆっくり行いたい場合は、審査や融資に時間がかかったとしても低金利のローンを選ぶべきです。
逆にいま必要で、すぐに返済できる場合は、高金利で即日融資のローンを選んでも問題ありません。
限度額
2006年に改正された貸金業法によって、2010年6月以降は総量規制が徹底されるようになりました。借入総額は年収の3分の1までで、他社で受けている融資も合算されます。ですので返済能力を大幅に上回る額を借り入れることはできません。
かといって安心して限度額の上限まで融資を受けるのも考え物です。あくまで借入れ額は自分の置かれている状況や支払い能力に応じて検討しましょう。
融資スピード
業者によって融資が下りるまでのスピードは違います。一般的に、即日審査が下りる場合は金利が高く、時間がかかる場合は金利が低く設定されています。
もし今すぐにまとまった額が必要なら、融資スピードの遅い業者を利用しても意味がありません。逆に万が一に備える予備資金目的で利用するなら、審査に時間がかかっても低金利の融資を受けるべきです。
店舗やATM
2018年現在ではインターネット申込やネットバンクが普及しています。今後ますます現金での決済は減っていくでしょう。ですので以前ほど貸金業者の実店舗やATMの必要性は薄れています。
しかし今でも現金が必要な場合はままあります。そういう場合は実店舗やATMが自分の生活圏内にあるかどうかもチェックしなくてはなりません。また夜間や祝日に利用できるかどうかも重要です。
返済方法
融資を受けたら必ず返済しなくてはなりません。多重債務状態に陥らないためにも、無理のない返済プランを組むことは非常に重要です。
貸金業者によって返済方法は違います。金利や融資スピードといった、借り入れる際の利便性だけでなく、返済時の利便性も考慮して選ぶようにしましょう。
キャンペーン
キャッシング会社やカードローン会社は、時期に応じてさまざまなキャンペーンを行っています。例えば融資を受けた日から一定期間は金利がゼロ、生活の変化によって一括返済に切り替えられるなどです。
もし融資を受けたい業者にいくつか候補があるのなら、そのとき開催されているキャンペーンについてもチェックしてみてください。予想より低金利で借りられる可能性もあります。
貸金業者のイメージ
金利や融資条件が一番重要とはいえ、やはり貸金業者自体のイメージも気にした方がいいでしょう。実利的には関係ないと感じるかもしれませんが、良い印象・悪い印象があるということはそれだけ以前に「なにか」があったということです。
イメージだけで選ぶのはいけませんが、候補が絞れてきた場合は、なるべく印象のいい業者を利用したほうが安全だと考えられます。
まとめ:借入だけでなく返済の条件も見て選ぶ
いかがでしたか? キャッシング会社やカードローン会社を選ぶときは、借入れ時の条件だけでなく、返済時の条件もチェックすべきです。また短期の融資は不利だけど長期の融資では有利になるなど、業者によって得手不得手、合う合わないがあります。借入れから完済まですべての期間を通じて自分にあった貸金業者を選ぶようにしましょう。